こんにちは!@Wavyです。
放課後留学.comにお越しいただきありがとうございます。
今日もお悩み解決させていただきます!
ある程度英語学習をしてきた、またはしている親御さんであれば、一度は考えたことがある事。
自然な英語を話せるようになりた。
この自然な英語を話すことに拘るのは、英語レベルがある一定の高さになってから。
ただ、その時にハッと気づくこと・・・「最初っから教えといてくれよ~~~」
でも実はこれは当たり前の事なのです。
日本で作られた英語の教科書で日本人の先生から日本語で英語を学ぶ機会が多かった私たちは、本当にネイティブが使っている自然な英語を習得することは非常に難しい。
だからこそ小学生の英語学習初期の段階のうちに、できるだけ自然な英語で学ばせる事はとても大切なこと。
前置きが長くなりましたが、今回はその小学生が小学生がネイティブのような自然な英語を身に付けたたった1つの方法を細かく解説していきます。
このブログでのネイティブは、すべて英語を話すネイティブスピーカーの意味で使用します。
- 子供にネイティブのような自然な英語を身に付けさせる為には?
- そもそも自然な英語って何?
- 自然な英語を使わないとダメなの?
- 自然な英語を話すために必要なことって何?
小学生がネイティブの様な自然な英語を身につけたたった1つの方法
結論から申します。その方法とは
ネイティブと定期的に話す環境を整えること
それだけか??と思われた方も多いと思います。
ただこの中には大切なポイントが、2点あります。
ネイティブと
定期的に
ボクは英語を学ぶは必ずしもネイティブではないとダメとはまったく考えていません。ただ自然な英語といわれる英語を話しているのは間違いなくネイティブです。その為そのネイティブと会話をすることが重要。
また、たまにイベント的にネイティブと話す機会を設けるのではなく、週に何度かコンスタントに話をする機会を設けることにより自然な英語を身に付ける事ができます。
ではどうやって身につけられるのか、具体的にお話していきますね。
そもそも自然な英語って何?
ネイティブの言葉は生活に根付いた言葉
自然な英語と呼ばれるものを定義するとすると
と言えます。
例えば、日本語ネイティブとして考えてみましょう
太郎:ちょっとこれ難しい問題なんだけど、花子ちゃんできる?
花子:こんなの朝飯前よ!
この朝飯前は、みなさんご存じの通り「朝食をとる前のわずかな時間でできるような、たやすいこと」「朝食を食べるほどのわずかな時間でできること」という意味をもつ熟語ですよね。
このような熟語はもちろん英語にもあり、朝飯前のように日本語ネイティブからするとちょっと古臭く感じる言い方や、最近の若者が多用するようなネイティブが生活する上でより分かりやすく簡潔に伝えられるよう変化させた言葉がたくさんあるのです。
ネイティブはシチュエーションによって言葉を選ぶ
皆さんに質問です。想像してください。
ネイティブがバーガーショップで注文をする為に並んでいます。
看板の3番に書かれた、ポテトとチキンナゲットとバーガーのセットを頼もうと思います。
さあ、順番がきました。ネイティブは、何と注文したでしょうか??
そうです。正解は
No,3 please.ですね。
みんな並んでいて混雑しているカジュアルなバーガーショップでの注文で、あまり時間を掛けてきちんとした文法でしっかりした文章を話そうとしているネイティブはあまりいないですよね。
なので、ただ英語を覚えていれば良いわけではなく、そのシチュエーションに応じて言葉を変える事が自然な英語の使い方です。日本語でもまったく同じことが言えますよね(笑)
自然な英語を使うメリット/デメリット
メリット
メリットは沢山あります!
その中でも最大のメリットは、ネイティブと話したときにすぐに受け入れてもらえます。
ボクは日本語ネイティブですが、ボクも海外の方から日本語の自然な言い回しなどを聞くと「日本語勉強してるんだな~」ひいては「日本が好きなんだろうな~」と勝手に想像し、仲良くなるのも早い気がします(笑)
だから、自然な英語を使うと友達作りもスムーズになるとも言えるでしょう。
その自然な英語の壁にぶち当たった、日本人2人目のNBA選手となった渡邊雄太選手のこんなインタビュー記事がありました。
アメリカ生活が始まった直後、僕は中学校の英語の授業で習ったとおりのあいさつをしていました。先生たちに「How are you?」と聞かれれば、「I’m fine, thank you. And you?」と返していたのです。これが日本で習ったあいさつの基本でした。ところが、バスケットボール部のチームメートとつき合うようになると、すぐにあいさつの仕方を“矯正”されてしまいます。
「雄太、いいか。あのあいさつだけは絶対にやめておけ」なんといきなりの全否定。
彼らは、「How are you?」と聞かれたら、「Good. You?」だけにしろと言うのです。
「こっちのほうがクールだろ。『I’m fine, thank you. And you?』はマジでダサいから、あれだけはやめろ。わかったな?」こんなふうに、念を押されるほどでした。
東洋経済ONLINE
学校の授業で何度も習ったことが、すでにネイティブには”自然ではない”事もあるのです。
デメリット
デメリットについて説明すると、デメリットは特にありません。
たまに自然な英語=スラングと捉えている方がたまに見受けられます。※スラングとは(Wikiより)
それは大きな誤解です。自然な英語とは上記で定義たようにネイティブが生活する上で広く一般的に使用されている言葉です。その為その捉え方を誤った場合、デメリットとなる事があります。
小学生が自然な英語を身につけた3つのポイン
- ネイティブとレッスンでは無く、普通の会話をする
- 会話のリズムを意識する
- 言葉のバリエーションを増やす
ひとつずつ説明していきます。
①ネイティブとレッスンでは無く、普通の会話をする
レッスンでネイティブの先生と話す際は、どうしても会話というよりは言ったことを繰り返いしたり、聞かれたことにYes or Noで返事するくらい。特に小学生は言ったことを繰り返すだけに留まってしまうことが多い。大切なことは短くてもいいから自分の気持ちを自分の言葉で伝える練習を繰り返す事。これはただ英語のレッスンをネイティブから受けるだけではなく、休憩時間やレッスン前後とかを利用してどんどん親御さんがお子さんと一緒にネイティブに話しかけちゃいましょう!
②会話のリズムを意識する
自然な英語とは会話の内容も大切ですが、会話のリズムそのものも大事です。
大人の英語学習者にも言える事ですが、ネイティブから質問された際に「えーっと…」と黙る時間を作ってしまう人がいます。これだとせっかくの会話のリズムがそこで途切れ、自然な英会話ができなくなってしまいます。
面白いもので、日本語での会話の場合は声に出して「えーっと…」と言っているので会話リズムが崩れないのですが、英語になると途端にただただ、だまーってしまう人が少なくありません。
英語でも「あのー」とか「えーっと」という会話の間の言葉というのがあります。
「Well…」「Let me think…」などこんなフレーズも、自然な英語を意識しリズムある会話をするからこそ使えるようになります。
③言葉のバリエーションを増やす
「~したい」と自分の欲求を伝える時、いつも「I want to ~」だけを使って表現しがち。
でもネイティブはもっと細かくその時点での感情を表現する、これが自然な英語です。
例えば「将来は宇宙飛行士になりたい!」というのと「あー、踊りたい!」というのは同じ「~したい」だけどその瞬間の感覚は全然違うことが分かると思います。
でもバリエーションがないと、両方とも「I want to~」で表現してしまいます。もちろん決してない間違いではない。ただここが自然な英語では無いトコロなのです!この気持ちを表現できるバリエーションが必要。だからネイティブは、ここでの「あー、踊りたい!」というのをただの「~したい」表現ではなく、もっと気持ちや気分を伝えるために「I feel like to~」を使ってきます。より気分が伝わってきますよね~。
言葉のバリエーションが多いというのは、より自然に自分の細かい感情を表現できるのです。
小学生がネイティブの様な自然な英語を身につけたたった1つの方法
だからネイティブと定期的に話す環境を整えることが大事なのです。
自分のネイティブ言語、例えば日本語で考えると分かりやすいですが、テキストだけで勉強した外国の方が日本語で話しかけてきてくれた時に感じる「自然ではない言葉」というのは、英語ネイティブも感じているのです。
小学生のうちからネイティブと定期的に話す環境を親が整えてあげることによって、簡単にそして自然にこのレベルを超えていくことができるようになります。
まとめ
ネイティブと定期的に話す環境を整えるためには、ボクが提唱する放課後留学はもちろんですが、それだけではなく定期的にネイティブによって小学生向けに開催している英語イベントに参加したり、もし知り合いなどでネイティブがいるのであれば、定期的に合って会話する機会を設けましょう。