「子どもが好きだから、子どもに関わる仕事をしてみたい」
「せっかくなら、好きな英語も使える仕事がいい」
そんな方にとって、英語学童はひとつの選択肢です。
特に子育てを経験した方から、
「英語に自信がなくても働ける?」
「資格を持っていなくても大丈夫?」
「子育てしながら働ける仕事なの?」
と聞かれることがあります。
ボクはこれまで英語学童の運営に携わり、外国人講師や日本人スタッフと一緒に、たくさんの子どもたちを見てきました。
その経験から感じるのは、英語学童には「英語を教える先生」だけでなく、子どもたちの生活や学びを支えるさまざまな仕事があるということです。
この記事について
この記事では、英語学童の運営に携わってきた経験をもとに、
・英語学童にはどんな仕事があるのか
・資格は必要なのか
・どれくらいの英語力が求められるのか
・子育て経験を活かせる仕事なのか
・英語学童以外の「子ども×英語」の働き方
について紹介します。
※採用条件や仕事内容は運営会社・施設・職種によって異なります。応募するときは各求人の募集要項を必ず確認してください。
英語学童は「英語の先生」だけが働く場所ではない
英語学童というと、外国人の先生が子どもたちに英語を教えている姿を思い浮かべるかもしれません。
もちろん英語を教える講師は重要な仕事です。
でも実際の英語学童は、それだけでは運営できません。
子どもの出欠確認、保護者対応、レッスンのサポート、宿題や生活のサポート、イベント準備、送迎など、さまざまな仕事があります。
そのため、「英語の先生になれるほど英語が得意じゃないから無理」と最初から諦める必要はありません。
英語学童には、英語を教える仕事以外にも、子どもたちを支えるさまざまな仕事があります。
英語学童にはどんなスタッフがいる?
施設によって名称や役割は違いますが、ボクがこれまで見てきた英語学童では、大きく次のような仕事があります。
英語講師・バイリンガルスタッフ
英語のレッスンを担当するスタッフです。
レッスンそのものだけでなく、教材準備やカリキュラム、子どもの英語力の確認などを担当する場合もあります。
この仕事では当然、一定の英語力や指導力が求められます。
ただし、必要な資格や英語力は施設によって異なるため、「TOEIC○点なら大丈夫」と一律に考えるより、求人ごとの応募条件を見ることが大切です。
レッスンサポートスタッフ
メインの講師をサポートしながら、子どもたちのフォローをする仕事です。
たとえば、レッスンについていけない子を助けたり、集中できなくなった子に声をかけたり、英語をまだ十分理解できない子を日本語でフォローしたりします。
英語力だけではなく、子どもの様子に気づけることがとても大切な仕事です。
運営スタッフ
英語学童を日々動かしていく仕事です。
出欠管理や保護者対応、電話・メール対応、イベント準備、子どもの情報共有など、仕事はかなり幅広くなります。
英語を使う場面もありますが、保護者とのコミュニケーションや子どもの安全管理など、英語以外の力も重要です。
送迎スタッフ・ドライバー
学校から英語学童まで子どもを送迎する施設では、ドライバーや送迎スタッフが働いていることもあります。
子どもの命を預かる仕事なので、安全管理が何より重要です。
必要な免許や勤務条件は求人によって異なるため、募集要項を確認しましょう。

英語学童で働くために資格は必要?
これは職種によります。
英語講師なら英語力や指導経験などが採用条件になることがありますし、送迎ドライバーなら当然、業務に必要な運転免許などの条件があります。
一方で、運営スタッフやレッスンサポートでは、必ずしも保育士資格や教員免許などが必須とは限りません。
だから、
「資格がない=英語学童では働けない」
とは考えなくて大丈夫です。
むしろ求人を見るときは、資格の有無だけでなく、
「自分の経験をどの仕事で活かせそうか」
という視点で見てみることをおすすめします。
英語力はどれくらい必要?
これも一番よく聞かれる質問です。
結論として、必要な英語力は職種によってかなり違います。
英語講師としてレッスンを担当するなら、当然ある程度高い英語力が必要です。
一方、日本人の運営スタッフやサポートスタッフの場合は、講師とまったく同じレベルを求められるとは限りません。
ボク自身、英語学童の現場を見てきて感じるのは、英語の点数だけでは測れない力もかなり大きいということ。
外国人スタッフと一緒に働くなら、
「完璧な英語を話すこと」
だけではなく、
「相手の話を理解しようとすること」
「分からなければ確認すること」
「お互いの文化や考え方を尊重すること」
も大切です。
英語力だけではなく、子どもやスタッフとコミュニケーションを取ろうとする姿勢も、英語学童では大切です。
ただし、採用基準は施設によって異なります。
応募前には必ず募集要項で必要な英語力を確認してください。
子育て経験は英語学童の仕事に活かせる
ここは、子育て中の方にぜひ知ってほしいところです。
英語学童では、英語だけを見ているわけではありません。
疲れている子。
友達とうまくいかなかった子。
学校で嫌なことがあった子。
お迎えを待っている間に寂しくなってしまう子。
毎日いろいろな子どもがやってきます。
そんなとき、子どものちょっとした変化に気づいたり、声をかけたりできる力はとても大切です。
もちろん「親だから自動的にできる」という話ではありません。
でも、子育てを通して子どもと向き合ってきた経験が、仕事の中で役立つ場面はあります。
「子育てをしてきた経験」も、子どもと関わる仕事ではひとつの経験として活かせます。
英語学童で働く大変さも知っておこう
英語学童は、子どもや英語が好きな人には魅力的な職場だと思います。
ただ、楽しいことばかりではありません。
何より大切なのは子どもの安全です。
複数の子どもを見ながら、ケガやトラブルが起きないよう常に周囲を見る必要があります。
保護者対応が必要になることもありますし、外国人スタッフとのコミュニケーションで考え方の違いを感じることもあります。
イベントや長期休暇には普段と違う仕事が増える施設もあります。
「英語が使えて楽しそう」
だけで仕事を選ぶのではなく、仕事内容や勤務時間、子どもとどの程度関わるのかまで確認してから応募することをおすすめします。

英語学童以外にも「子ども×英語」で働く方法はある
子どもと英語に関わる仕事は、英語学童だけではありません。
たとえば、
・子ども向け英会話スクール
・英語教室の運営スタッフ
・ホームティーチャー
・オンライン英会話関連の仕事
など、働き方はいろいろあります。
その中のひとつが、ECCジュニアのホームティーチャーです。
ECCジュニア公式サイトでは、特別な資格や教授経験は必須ではなく、英語については中学修了程度をひとつの目安として案内しています。また、研修制度が用意され、家事や育児と両立している人や、ほかの仕事と両立している人も紹介されています。
英語学童に「雇われて働く」のとは仕組みが違いますが、
「子どもと関わりたい」
「英語を使った仕事がしたい」
「自分の生活に合わせた働き方を考えたい」
という方なら、こうした選択肢も比較してみるといいと思います。
英語学童の求人を探すときに確認したいこと
求人を探すときは、給与だけで決めないことをおすすめします。
特に確認したいのは、
・どのくらい英語を使う仕事なのか
・レッスンを担当するのか、サポートなのか
・保護者対応はあるのか
・送迎業務はあるのか
・勤務時間は固定なのか
・長期休暇中の勤務はどうなるのか
といった部分です。
同じ「英語学童スタッフ」という求人でも、仕事内容はかなり違います。
自分が「英語を使いたい」のか、「子どもと関わりたい」のか、「子育てと両立したい」のか。
まず自分の優先順位を決めてから求人を見ると、仕事を選びやすくなると思います。
まとめ|英語力だけで諦めず、自分に合った仕事を探してみよう
英語学童には、英語講師だけでなく、レッスンサポート、運営、送迎などさまざまな仕事があります。
必要な英語力や資格も職種によって違います。
だから「英語に自信がないから無理」「資格を持っていないから無理」と、求人を見る前から決めてしまう必要はありません。
ボクが英語学童の運営に携わってきて感じるのは、英語力と同じくらい、子どもをよく見ること、周りのスタッフと協力すること、保護者とコミュニケーションを取ることも大切だということです。
英語が好き。
子どもが好き。
これまでの子育て経験も活かしてみたい。
そんな方は、まず自分に合いそうな仕事があるか探してみてください。
英語学童だけに絞らず、「子ども×英語」という少し広い視点で探してみると、自分に合った働き方が見つかるかもしれません。
