小学生は英語学童と英会話教室どっち?違いとわが家に合う選び方

「小学生になったら英語を習わせたい」

そう考えたとき、候補にあがりやすいのが英語学童と英会話教室です。

英語学童なら、放課後の長い時間を英語に触れながら過ごせる。

一方、英会話教室なら、週1回など習い事のひとつとして英語を取り入れやすい。

では、どちらの方がいいのでしょうか?

カリキュラムは?
先生は?
英語に触れる時間は?
どっちの方が英語力が伸びる?

比較し始めると、どうしても「サービス側」の違いに目が向きます。

でも僕は、こんなときこそ一度、比較のベクトルを「わが家」に向けてみてほしいと思っています。


どちらが優れているかではなく、子どもと家庭にどちらの「環境」が合うか。

この記事では、英語学童と英会話教室の違いを整理しながら、「わが家ならどっち?」を考えていきます。

この記事について

この記事では、英語学童と英会話教室の違いだけでなく、

・放課後をどう過ごしたいか
・家庭の生活に無理なく組み込めるか
・子どもの性格に合っているか
・何のために英語を学ぶのか

という視点から、家庭に合う選び方を考えます。

「英語学童の方がいい」「英会話教室の方がいい」と、どちらかを一方的におすすめする記事ではありません。

親子にとって無理なく続けられる環境を見つけるための参考にしてください。

目次

英語学童と英会話教室の違いをまず比べてみよう

英語学童と英会話教室は、どちらも子どもが英語に触れられる場所ですが、そもそもの役割が少し違います。

比較するポイント英語学童英会話教室
主な役割放課後の居場所+英語英語を習う
過ごす時間数時間など長め1レッスン単位が中心
英語との接し方生活・遊び・活動の中でも触れるレッスンの中で学ぶ
預かりあり基本的になし
通う頻度週数回など週1回などから
他の習い事との両立利用日数による比較的組み合わせやすい
費用比較的高くなりやすい英語学童より抑えやすい傾向

※時間・料金・預かり内容・レッスン形式などは施設や教室によって異なります。

英語学童は「英語を使いながら放課後を過ごす場所」

英語学童は、学校が終わったあとに数時間過ごしながら、英語に触れられるのが大きな特徴です。

机に座って英語を勉強する時間だけではなく、ゲームや工作、日常のやりとりなどを通して英語に触れる施設もあります。

そのため、

「放課後の預け先が必要」

「せっかく学童で過ごすなら、その時間に英語にも触れてほしい」

という家庭には候補になりやすいでしょう。

英会話教室は「英語を習う時間」

英会話教室は、英語学童のように放課後を長時間過ごす場所というより、英語を習うために決まった時間に通うスタイルが中心です。

水泳やピアノ、サッカーなどと同じように、生活の中へ「英語の時間」を組み込みやすいのが特徴です。

すでに他の習い事をしている子や、放課後の預かりを必要としていない家庭なら、英会話教室の方が生活に取り入れやすいこともあります。

「どっちがいい?」の前に、放課後をどう過ごしたい?

英語学童と英会話教室で迷ったら、僕なら最初にこう考えます。


「子どもの放課後を、どう過ごさせたい?」

英語のカリキュラムを比較するより先に、ここを考えてみます。

夕方まで預けたいなら英語学童が候補

共働きなどで夕方まで子どもの居場所が必要だったり、仕事の都合で習い事への送迎が難しかったりする家庭もあります。

そんな場合、

「学童」と「英語」を別々に考えるより、放課後を過ごしながら英語にも触れられる英語学童の方が、家庭の生活に合うかもしれません。

英語に触れる時間が長いことだけではなく、放課後の過ごし方そのものを一つにまとめられることも英語学童のメリットです。

他の習い事も続けたいなら英会話教室が候補

反対に、

「水泳もやっている」

「ピアノも続けたい」

「週末はスポーツがある」

という子ならどうでしょう。

その中にさらに週何日も英語学童を入れると、子どもにも家庭にも負担が大きくなることがあります。

そんなときは、週1回など短い時間で通える英会話教室の方が生活に組み込みやすいかもしれません。

「近い・通いやすい・時間が合う」も大切な条件

英語教育を比較すると、

「どんなカリキュラム?」

「先生はネイティブ?」

「何時間英語に触れられる?」

といった条件が気になります。

もちろん、それも大切です。

でも実際に通い続けることを考えるなら

✓ 家から近い
✓ 学校から通いやすい
✓ 親が迎えに行きやすい
✓ 仕事の時間と合う
✓ 他の習い事とぶつからない
✓ 家計に無理がない

こうした条件も、同じくらい大切だと僕は思います。


「通いやすいから選ぶ」は、決して消極的な理由ではありません。続けやすい環境を選ぶことも、大切な選択です。

英語学童だから英語の質が高い、とは限らない

では、肝心の「英語の質」はどうでしょうか。

英語に触れる時間だけを見れば、長時間過ごす英語学童の方が多くなりやすいでしょう。

でも、それだけで教育の質まで決めることはできません。

教育の質は「学ぶ場所」だけでは決められない

たとえば、

・先生の経験や人柄
・カリキュラム
・クラスの人数
・子どもとの相性
・教室の雰囲気
・英語を使う場面
・子ども自身の性格

など、実際の学びにはたくさんの要素があります。

同じ「英語学童」という名前でも施設によって違いますし、英会話教室も同じです。

だから、

「英語学童なら英語が伸びる」

「英会話教室ならしっかり教えてもらえる」

と、学ぶ場所だけで決めてしまうのは少し早いと思います。

「どっちが優れている?」より「どっちが合う?」

これは子どもの英語に限った話ではありません。

大人の英語でも、

「グループレッスンとマンツーマン、どっちがいいですか?」

という質問があります。

でも実際には、先生との相性も違えば、学ぶ人の性格や目的も違います。

サービスを提供する側にも、それぞれ得意な学び方や考え方があります。

だからこそ、サービス同士を比べるだけではなく、


「自分たちにとって続けやすい環境はどっち?」

という視点を持っておきたいところです。

子どもの性格から「合う環境」を考えてみよう

家庭の生活だけでなく、実際に通う子どもの性格も大切です。

友達と一緒に過ごすことが好きな子

学校が終わったあとも友達と遊んだり、みんなで活動したりすることが好きな子なら、英語学童のような環境を楽しめる可能性があります。

長い時間を過ごすからこそ、「勉強として英語をする」だけではない経験もできます。

短い時間で集中する方が合う子

長時間の集団生活より、

「この時間は英語」

と区切った方が集中しやすい子もいます。

そんな子なら、決まった時間に通う英会話教室の方が合うこともあります。

集団では話しにくい子なら別の選択肢もある

英語学童か英会話教室か。

ここまで二つを比べてきましたが、実は必ずしもこの二択で考える必要はありません。

大人数の中では緊張してしまう子なら、少人数の教室やマンツーマンの方が話しやすいかもしれません。

自宅の方が落ち着く子なら、オンライン英会話という方法もあります。

大切なのは、最初から「英語学童か英会話教室か」と選択肢を狭めすぎないことです。

子どもが「行きたくない」と言ったらどうする?

ここも、僕は大切なポイントだと思っています。

親が「ここが良さそう!」と思っても、子どもから、

「行きたくない」

と言われることがあります。

具体的な理由があるなら、まず聞いてみる

たとえば、

「人が多いところは疲れる」

「毎日通うのは嫌だ」

「先生がちょっと怖かった」

など、子どもなりの具体的な理由があるなら、それは環境を選ぶための大切な情報です。

親が良いと思った場所でも、実際にそこで過ごすのは子どもです。

その理由は一度しっかり聞いてみたいところです。

「なんとなく嫌」なら一度体験してみてもいい

一方で、

「なんとなく嫌」

「行ったことないけど、つまらなそう」

ということもあります。

子どもは、まだ経験していないものを最初から好きになれるとは限りません。

行ってみたら楽しかった。

先生と話してみたら面白かった。

最初は嫌だったけれど、慣れたら好きになった。

そんなこともあります。

だから僕は、子どもの「嫌だ」を全部無視するのではなく、理由を聞いたうえで、一度くらい親が少し背中を押してみるのもアリだと思っています。


子どもの意思を尊重することと、新しい経験へ少し背中を押すことは、両立できると思います。

無料体験は「親子で相性を確かめる時間」にしよう

そこで使いたいのが、英語学童や英会話教室の無料体験です。

無料体験というと、

「お得だから行ってみる」

というイメージもありますが、僕はそれ以上に親と子、それぞれが環境との相性を確認する場所だと思っています。

親が確認したいこと

✓ 無理なく送迎できるか
✓ 曜日・時間が生活に合うか
✓ 料金を継続して払えるか
✓ スタッフに相談しやすいか
✓ 他の習い事と両立できそうか

子どもに聞いてみたいこと

✓ 先生と話しやすかった?
✓ 楽しかった?
✓ 教室の雰囲気はどうだった?
✓ 疲れすぎなかった?
✓ また行ってみたい?

「英語がどれだけできた?」だけを聞く必要はありません。

むしろ最初は、

「ここならまた来てもいい?」

くらいでも十分です。

そもそも英語学童と英会話教室の二択じゃないこともある

ここまで読んで、

「どっちも少し違うかも」

と思ったなら、それも一つの答えです。

英語を学ぶ目的によっては、別の方法の方が家庭に合っていることもあります。

送迎が難しいならオンライン英会話

仕事や他の習い事などで送迎時間を作りにくいなら、自宅で受けられるオンライン英会話も候補になります。

移動がないので、家庭のスケジュールへ組み込みやすいのが大きな特徴です。

マンツーマンの方が合う子もいる

集団だと発言しにくかったり、自分のペースで進めたい子なら、マンツーマン形式が合うこともあります。

「グループだからダメ」「マンツーマンだから良い」ではなく、ここでも見るべきなのは子どもとの相性です。

英検や受験など目的がはっきりしているなら

「英検5級に合格したい」

「受験までにここまでできるようになりたい」

など、期限や目標がはっきりしている場合は、その目的に合った学習方法を選ぶ方が近道になることもあります。

英語学童と英会話教室を比べる前に、

「そもそも何のために英語を学ぶ?」

を考えてみるのもおすすめです。

英語学童と英会話教室、わが家ならどっち?簡単チェック

最後に、ここまでの内容を簡単に整理してみます。

英語学童が候補になりそう
  1. 放課後の預け先が必要
  2. 夕方まで英語に触れながら過ごしてほしい
  3. 習い事への送迎が難しい
  4. 学童と英語を一つにまとめたい
  5. 友達と一緒に活動するのが好き
英会話教室が候補になりそう
  • 英語を習い事として取り入れたい
  • 他の習い事とも両立したい
  • 週1回などから始めたい
  • 放課後の預かりは必要ない
  • 短い時間で集中する方が合いそう
別の方法も考えてみよう
  • 集団では緊張しやすい
  • マンツーマンの方が話しやすそう
  • 送迎が難しい
  • 英検・受験など明確な目標がある
  • 英語学童にも英会話教室にもピンとこない

まとめ|比較するときのベクトルを「わが家」に向けてみよう

英語学童と英会話教室を比べると、

カリキュラムは?
先生は?
料金は?
英語に触れる時間は?

と、どうしてもサービス側に目が向きます。

もちろん、それらを比べることも大切です。

でも最後にそこへ通うのは子どもで、その生活を支えるのは家族です。

だから、

放課後をどう過ごしたい?

無理なく通い続けられる?

子どもにはどんな環境が合いそう?

何のために英語を学びたい?

そんなふうに、比較のベクトルを一度「わが家」に向けてみてください。


大切なのは「どっちが一番いい?」ではなく、「わが家なら、どっちが続けやすい?」を考えること。

そして、気になる場所が見つかったら、親だけで決めず、子どもの最初の「なんとなく嫌」だけでも決めず、一度一緒に体験してみる。

親は生活との相性を見る。

子どもはその場所との相性を見る。

その両方が「ここなら続けられそう」と思える場所が、きっとその家庭にとっての良い選択です。

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