英語を勉強していると、
「音はまったく同じなのに、スペルも意味も違う!」
という単語に出会うことがあります。
たとえば、
see(見る)と sea(海)
です。
どちらも同じように発音しますが、スペルも意味も違います。
こうした言葉を英語では homophones(同音異義語) と呼びます。
一方で、スペルが同じなのに意味が違う homographs(同形異義語) という言葉もあります。
「homophones?homographs?なんだか難しそう……」
と思うかもしれませんが、大丈夫。
この記事では、小学生にも説明できるくらいシンプルに、2つの違いと身近な英単語の例を紹介します。
この記事でわかること
・homophones(同音異義語)とは?
・homographs(同形異義語)との違い
・身近なhomophonesの例
・同音異義語を楽しく覚える方法
・フォニックスとの関係
英語の同音異義語「homophones」とは?
homophones(ホモフォンズ)とは、発音が同じでも意味が異なる単語のことです。
たとえば、
see = 見る
sea = 海
は、意味もスペルも違いますが、発音すると同じ音になります。
発音が同じでも意味が異なる英単語を「homophones(同音異義語)」と呼びます。
日本語にも「橋」と「箸」のように、同じような音でも意味の違う言葉がありますよね。
英語にも、このような単語がたくさんあります。
保存版|英語の同音異義語 Homophones 12選
ここで、身近なhomophonesを見てみましょう。
意味とイラストを見比べられるよう、12組を1枚にまとめました。

ぜひスクショして、スマホに保存して使ってみてね!
「この単語、どっちの意味だったっけ?」というときの早見表としても使えます。
画像に掲載したのは、次のような単語です。
| 英単語 | 意味 | 同じ音の単語 | 意味 |
|---|---|---|---|
| see | 見る | sea | 海 |
| sun | 太陽 | son | 息子 |
| right | 右・正しい | write | 書く |
| flower | 花 | flour | 小麦粉 |
| night | 夜 | knight | 騎士 |
| one | 1 | won | winの過去形「勝った」 |
| hear | 聞く | here | ここ |
| buy | 買う | bye | バイバイ |
| pair | 一組・一対 | pear | 洋なし |
| blue | 青 | blew | blowの過去形「吹いた」 |
| meet | 会う | meat | 肉 |
| week | 週 | weak | 弱い |
さらに、
to / too / two
のように、3つの単語が同じ音になるケースもあります。
同じ発音なのに、スペルや意味がこれだけ違う。
一覧にすると、英語のおもしろさがちょっと見えてきませんか?
homophonesは文の中で見るとわかりやすい
homophonesは音だけを聞くと同じですが、実際の会話では前後の文脈から意味を判断します。
たとえば、
see / sea
なら、
I can see the sea.
という文を考えてみます。
see は「見る」、sea は「海」。
同じ音でも、
「私は海を見ることができます」
という文の中なら、それぞれの役割がわかります。
ほかにも、
The sun is shining.
太陽が輝いています。
Her son is ten years old.
彼女の息子は10歳です。
のように、文章にすると意味の違いがぐっとわかりやすくなります。
単語だけを暗記するより、短い文章や場面と一緒に覚えるのがおすすめです。
英語の同形異義語「homographs」とは?
ここで、よく似た言葉も覚えておきましょう。
**homographs(ホモグラフス)**です。
homographsは、スペルが同じでも意味が異なる単語のこと。
発音まで同じものもあれば、発音が異なるものもあります。
たとえば、
bat
という単語。
bat には、
・コウモリ
・(野球などの)バット
という違う意味があります。
同じ bat というスペルでも、文脈によって意味が変わります。
homophonesとhomographsの違い
ここまでを整理すると、ポイントはとてもシンプルです。
| homophones | homographs | |
|---|---|---|
| 注目するところ | 音 | スペル |
| 発音 | 同じ | 同じ場合も違う場合もある |
| スペル | 異なる場合がある | 同じ |
| 意味 | 異なる | 異なる |
| 例 | see / sea | bat / bat |
homophonesは「音」、homographsは「スペル」に注目すると違いを覚えやすくなります。
ちなみに homonym(同音・同形異義語などを含む語) という言葉もありますが、辞書によって説明の範囲に違いがあります。
まずは、
phone → 音
graph → 書かれたもの・文字
くらいのイメージで、
homophone=同じ音
homograph=同じスペル
と押さえておけば十分です。
小学生でも楽しめるhomophonesの覚え方
homophonesは、「間違えないように覚えなきゃ!」と考えると少しややこしく感じます。
でも、見方を変えるとかなり遊べる英単語です。
① 絵と意味をセットにする
たとえば、
see 👀 / sea 🌊
flower 🌼 / flour 🥣
のように、それぞれの意味を絵と一緒に見るだけでも違いがわかりやすくなります。
今回の「Homophones 12選」も、この考え方で作っています。
② 「どっちの意味?」クイズにする
大人が単語を言って、
「sea? see?」
と2枚のカードから選ぶ。
反対に、絵を見て英単語を当ててもOKです。
英語を学んでいる子どもたちを見ていると、単語をただ覚えるだけではなく、ゲームやクイズの中で英語に触れると、同じ単語でも印象が変わることがあります。
「勉強するもの」だけではなく、言葉そのもののおもしろさに気づくきっかけにできるといいですね。
③ 短い文で使ってみる
単語の意味がわかったら、
I see the sea.
のような短い文にしてみます。
単語だけではなく「音・意味・場面」をセットにすると、違いをイメージしやすくなります。
難しい英文を作る必要はありません。
知っている英語だけで遊ぶくらいから始めて大丈夫です。
homophonesとフォニックスの関係は?
ここで気になるのが、
「同じ音なのにスペルが違うなら、フォニックスと矛盾しないの?」
というところ。
フォニックスは、英語の文字と音の関係を学ぶ方法です。

ただし英語では、文字と音がいつでも完全に1対1で対応しているわけではありません。
homophonesのように、
違うスペルなのに同じように発音する単語
もあります。
だからこそ、英語の「音」と「文字」の関係を知っていくと、単語を見る楽しさも増えていきます。

同音異義語から英語を楽しんでみよう
homophonesやhomographsという名前だけを見ると、ちょっと難しい英語の専門用語に感じます。
でも、
see / sea
sun / son
flower / flour
と並べてみると、意外と身近な単語ばかりです。
「なんで同じ音なのに、こんなに意味が違うんだろう?」
そんな小さな疑問も、英語に興味を持つ入口になります。
まずはこの記事のHomophones 12選をスクショして、気になるペアを1つ見つけるところから始めてみてください。
英語は覚えるだけじゃなく、言葉の違いやおもしろさを発見するのも楽しみ方のひとつです。
